HP Pavilion dv6 というノートPCを使用しています。2012年頃に購入した古いPCで、もともとWindows7だったものをWindows8、Windows10とアップグレードして使ってきました。
Windows10化した際に電源を入れてから起動が遅くなり、ストレスを感じながらも使っていましたが解決できたので記事を書いておきます。
長時間ブラックスクリーンになる現象
Windows10の起動が遅くなる現象はいろいろあるようですが、今回の場合、電源を入れてからWindowsロゴマークが表示された後、通常ならすぐにログイン画面が出るはずなのですが、画面が切り替わる際に一度ブラックスクリーンになった後、ログイン画面が出るまでブラックスクリーンが1分以上継続するという現象です。
Windowsロゴマークが出ます。
画面が切り替わると思いきや、、、このまま1分以上真っ暗が続きます。
壊れたか、と思いきやおもむろにログイン画面が現れます
これまでに試した対処法
Googleで検索したところ、どうやらビデオドライバの問題であるようで、ドライバを最新のものに更新するという方法を見つけましたが更新後に解決したかは分かりませんでした。
実際にドライバを更新してみましたが何も現象は変わらずでした。ドライバは2015年のものですが、これでも2012年購入時からはアップデートされ最新のようです。
起動が遅い原因
今回、英語ページを検索してみたところ、下記を見つけました
どうも、AMDのディスプレイドライバを使っていて、ULPS(超省電力モード)の設定をしていると同様の症状が出ることがあるようです。このPCにはAMD Radeon HD 6700M Series(その中でおそらく6770)が使われていて、同じ原因だと思われます。
解決方法
上のリンクに書いてある通りなのですが、いちおうやってみたことを書いていきます
レジストリエディタを開きます。(Windowsキー+Rでファイル名を指定して実行ウィンドウを表示し、regeditと入力など)
検索(Ctrl+F)で"ULPS"を検索。HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Video\{331C6CE7-51C4-49B1-978F-E524E6682663}\0000 などの場所にあります。
"EnableUlps"というキーを見つけたらこの値を"1"から"0"に変更。0000から続くフォルダに0001、0002~など複数の連番フォルダがあり、その中にも同じEnableUlps のキーがあれば同様にすべて"0"に変更する。ディスプレイドライバの数だけフォルダがあるようで、このPCは0000がAMD、0001がIntelのドライバのようです。0001にはEnableUlpsはありませんでした。
ちなみについでに"EnableCrossFireAutoLink"というキー値も"0"にしました。
これでおしまいです。再起動すると、、、、ウィンドウズロゴマークから一瞬でログイン画面に!。Windows10を快適に使えるようになり、めでたしめでたしです。
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