前回記事 で組立てたフレームに天板を取り付けていきます。天板は苦労しながらステンレスシートを貼り水に強いものにしました。今回で完成のつもりでしたが天板に思ったより苦労し、今回は天板貼りまで、次回中板を付けて完成予定です。
天板を取り付ける
まずは天板用に用意した2枚の板(300X600mm)を並べてみますが、フレームの平面が完全には出ていないのでつなぎ目がきれいにフラットになりません。
こんな感じで段差ができてしまいました。
そこでまず天板をフラットに繋げるために2X4材に2枚の板を固定します。固定には長さ30mmのスリムビスを使いました。
片側を止めていきます。
もう片側も固定し600X600mmのフラットな天板が出来上がりました。
これをフレームに置くと当然、フレームの平面が出ていないので隙間ができる場所ができますが、隙間無く天板とフレームが接触している部分を狙ってスリムビスで天板を固定します。
天板を固定したところで全体の写真です。これで完成でも良いのですが、水回りに置くので天板のステンレス貼りをやってみることに。
天板にステンレスシート貼り
キッチンをよく見てみると木か何らかの母材に0.5mm程度の厚みのステンレスを貼ってある構造のようです。シンクとかあるので全体がどうなっているのかよくわかりませんが、少なくともコーナー部分のつなぎ目はその程度の厚みみたいです。
アマゾンで0.5mm程度のステンレス板を探してみましたが、まず幅600mmというのが少ないしかなり値段が高いです。しろうとDIYで手が届きそうなもので0.1mm厚で600X920mm、さらに接着剤付きというものを発見。妥協してこれを購入しました。
広げてみると0.1mmでも結構しっかりしています。後ほどカット、折り曲げに大変苦労するのですが0.5mmなど買わなくてよかったです。多分0.2mmでもしろうとが手で加工できるレベルでは無いことを思い知りました。
カットは長い定規のようなもの(以前買ったアルミの棒を使いました)にカッターを沿わせて20回くらいひっかくと切ることができます。曲げはネットで見ると、シートを鉄のアングル2つを使いボルト締めで挟んで曲げるようなツールを作るなんていうものもありましたが、そんな大変なことはできないので天板のエッジに沿って木と手で気合いで曲げていきました。
両サイドをコの字の板で覆うようにします。
こんな感じです。写真ではあまり分かりませんが、やはり大変な作業の割にはきれいに曲げれず、しわが寄ったり膨らんだりしてしまいます。まあ、途中から手作り感があっていいかなと疲れがたまるほどどんどん雑になっていきます。
こんどはシートを縦に全体を覆うように貼ります。ここでも前後の端面は折り曲げ、天板裏側まで回り込むようにします。
曲げができたらタッピングビスで天板裏側からシートを固定します。八幡ねじのピアスビス3.5番10mmを使いました。これだけでステンレスシートに穴を開け貫通してそのまま木材にも下穴を明けつつねじ固定できて便利です。
全体の写真ですが、疲れていたのでタッピングビス固定前しか撮っていませんでした。さて、山場は越えて次回は中板付けて完成です。
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こういうステンレスの薄板を切るならプロスニップなどのハサミを使うべきでは?
返信削除二重シザース構造のものなら0.5mmでも難なく切れますよ。