CloudReady を使ってみる

2020年5月13日水曜日

Chrome OS Chromebook CloudReady HP Pavilion dv6

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Windows10アップグレードしてから起動が遅い問題がありました。解決したのですが、最近の自宅PCの使い方を振り返ってみるとネット、ブログ、Youtubeと大半がブラウザ見てるだけです。Windowsじゃなくても良いのでは?と思い、軽い OS として Chromebook が有名ですが、自分の PC に後からインストールできる ChromiumOS の派生として CloudReady があることを知り、使ってみました。



CloudReadyの入手

NeverwareへアクセスしUSBメモリへの書き込みツールを入手します。Neverwareのトップページを開くと早速 GET STARTED ボタンがあるのでクリックしてみます。

Enterprise, Education, Home 3種類あるようで、迷わず Home の GET THE FREE VERSION ボタンをクリック。

INSTALL THE HOME EDITION ボタンをクリック。ん?もうインストール??

ここで 8GB または 16GB のUSBメモリが必要と出てきます。なぜ二択?たまたま 16GB の古いUSBメモリがあったのでこれを利用します。他の容量 (32GB とか) でインストールできるかは分かりません。

DOWNLOAD USB MAKER をクリック。


USB MAKER のダウンロードが始まります。

起動 USB メモリの作成

ダウンロードしたファイルは .exe ファイルなので起動します。

USB MAKER を起動しました。USB 作成になんと20分かかる!Next ボタンを押して先に進みます。


USB を刺すよう指示が出ます。Sandisk devices are not recommended みたいです。手持ちの USB メモリは PNY と書いてある。Sandisk じゃなさそうなので大丈夫でしょう。

USB メモリを刺して Next を押して進み、 Select Drive で表示されている USB メモリを選択、 Next でさらに進みます。

ダウンロードが始まります。

ダウンロードが終わったら USB メモリへの書き込みが始まります。up to 20 minutes と表示の通り、なかなか終わりません。

辛抱強く待つと USB 作成が終わりました。

作成した Cloudready 起動 USB メモリは、Windows からは中身が認識できないため下のようなフォーマットしますか画面が出てきます。「ディスクのフォーマット」をクリックしてしまうとせっかく作成した USB メモリがフォーマットされてしまうので注意です。(やってしまった)クリックしてしまうと最後、USB MAKER 起動からやりなおしです。


CloudReady USB メモリからの起動

USB メモリができたら Windows を終了し再起動します。

USB メモリからの起動方法は PC、BIOS によって異なりますが、今回の HP Pavilion dv6 の場合、PRESS ESC KEY... と表示されたときに ESC キーを押して起動メニュー画面に入ります。

F9 を押して Boot Device Options を選択します。

Boot Manager が表示されるので、USB メモリを選択すると USB から CloudReady を起動できます。

毎回 USB 優先で起動するには、始めの Startup Menu から F10 BIOS Setup を選択し、BIOS の起動順序設定を変更します。

CloudReadyが起動した!

USB から起動するとあっさりと Cloudready のロゴが表示されました。


しばらく待つとWelcome 画面が表示されるので、左下の地球マークのボタンを押して言語選択します。

日本語、日本語キーボードを選択すると普通に日本語が表示されました。

次に Wifi ネットワーク接続の画面が出てきます。

Anonymous Data Collaction と身構えるような文字が出てきますが、いわゆる改善のために操作情報を送るかどうかの選択でした。ここは英語です。

ログイン画面が出るので Google の ID とパスワードを入れるとログインできます。

デスクトップが表示されました!壁紙がかわいらしいです。

使用感

とりあえずさらっと Chrome を起動してみた感想ですが、普通に使えそうな印象ですが、Windows 10 に比べて見劣りする点がいくつか

  • もっさり感。軽い OS = 爆速 を期待していたのですが、クリック1つ、ブラウザ起動1つとっても遅いです。
  • 日本語入力が固まる。Chrome から Blogger の記事を書いてみると数十文字入力ごとに30秒~1分程度キー入力を受け付けなくなります。これは致命傷

うーん、デスクトップのデザインとかはすごく好みなのですがね。ただし、USB メモリからの起動、それも昔の USB なので遅いハズ。ハードディスクにインストールしたらまた違うかもしれません。ということで、次はハードディスクのインストールをしてみます。

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