スライム(slime)パンク防止剤とは
チューブに液を入れておき、ピンホールが空いて勢いよく液が吹き出した際に液が固まり穴を塞ぐというものです。詳しくはサイクルベースあさひさんの下記記事が参考になります。
スライムパンク防止剤の注入 自転車一台分(前後タイヤ)[※単体での受注不可]
おそらくスライム(slime)のパンク防止剤が一番メジャーでないかと思いますが、似たような商品としてEVERSのスーパーシーラントがあり、子供の自転車Fuji ACE24に使っています。
パンク防止剤 EVERS スーパーシーラント
チューブに注入する液体のパンク防止剤があったので使ってみました
自転車よりも車のタイヤ用でこの手の商品はたくさんあり、チューブレスタイヤに入れるとタイヤ交換時にリムにベトベトのパンク防止剤が付いていたり、固まっていたりで大変とかいうレビューを見たりしていますが自転車のチューブに入れる分には量も少量だし半信半疑で期待してないけどパンクを防いでくれたらいいなというお守り的な存在として認識しています。
スライム(slime)入りチューブ
ボトル入りのスライムですが、ドロドロの液を入れるのが結構面倒です。なかなか入らず、バルブから緑色の液が垂れてきたりと気持ち悪い思いをします。日本では販売されていないようですが、スライム液が始めから入ったチューブもあります。アメリカのWALMARTで買ったスライム入りチューブを通勤自転車のルイガノ LGS-MV1 に付けていました。
1年くらい前に一度スローパンクをして、行きに空気入れて帰りの途中でフニャフニャになりましたが2,3日繰り返していると空気が抜けなくなり効果があったのではと思っています。
スライム(slime)入りチューブがパンクした
もう5年くらい前に付けたスライム入りチューブがパンクしました。リムの縁からなんか液体が漏れています。
ちなみにタイヤはもともと付いていた20X1.50からDUROの20X1.35の細いタイヤに交換しています。
タイヤをホイールから外してみると、チューブがしわくちゃになっていました。
この部分から漏れています。
それもそのはず、チューブは20X1.5-2.125とタイヤより太いサイズです。
タイヤが20X1.35なのでチューブの方が太く、余った部分を無理やり入れているのでどこかでしわになってしまいます。転がり抵抗を少なくするために細いタイヤに替えた際にチューブが太く、まあ押し込めば大丈夫だろうといい加減なことをやっていたのを思い出しました。反省です。他にスライムが漏れた形跡はなかったので、以前のスローパンクもここだったのでしょう。さすがにこんなのはいかにスライムさんが優れていても塞げないでしょう。
リムテープは白の布生地を使用してますが、スライム液で緑色に染まっています。
こんどは20X1.10-1.50の適正サイズのチューブを買いました。残念ながらスライム入りではありません。リムテープはPanaracerのポリウレタン製です。
リムテープを付けて
チューブの収まりも良くなりました。
チューブ交換完了です。
あれ、パンク防止剤は入れないの?EVERSスーパーシーラントを入れた経験からボトルから入れるのは面倒なのでとりあえずこのまま普通のチューブで使います。
まとめ
今回のパンクは自作自演とも言える特殊な状況だったのでスライムの評価としてはあまり意味がなかったです。ただ、1回はスローパンクを塞いでくれました。
そもそも5年も経っているので寿命は十分だと言えるとおもいます。が、普通のチューブでもサイズが合っていれば同じように5年間パンクしなかったのではと思います。実際前輪はスライム入りじゃない普通のチューブですがパンクしていません。
ということで、やっぱり気休め程度の効果なのかなと。今後は先日Fuji ACE24に入れたEVERSスーパーシーラントで効果を見ていきたいと思います。何年後になるかわかりませんが、、、
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