部屋の照明スイッチをDIYで交換(要電気工事士免状)

2021年4月29日木曜日

DIY 照明スイッチ 第二種電気工事士 電気工事

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洗面所の照明スイッチの動きが悪くなった

洗面所の照明スイッチが押しても戻らなかったり、フニャフニャして反応しにくくなってしまいました。考えてみるとこの部屋は洗面所、風呂の脱衣場、洗濯と使用頻度が高く、日中も薄暗いためスイッチ入切がいちばん多い部屋でした。

洗面所の照明スイッチ

せっかく第二種電気工事士免状を取ったのでDIYで照明スイッチ交換してみます。

⚠ 照明スイッチの交換は、電気工事士の資格が必要です。資格無しでは電気工事はできませんし、重大な事故が発生する可能性もあります。有資格者でない場合は必ず専門の工事業者へ依頼しましょう!

交換に必要なもの

片切スイッチとプレートはずしキー

材料

  1. 片切スイッチ(スイッチB) / パナソニック

片切スイッチのスイッチ本体から取付枠、プレート、ハンドルが一体になった製品を選びました。スイッチ本体だけ交換してもよかったのですが、このセットで¥500しないので外観も新品になるユニット交換にしました。

スイッチの種類は、今回はスイッチと照明が1対1で片切スイッチを使用しますが、複数のスイッチがある場合の3路スイッチ、4路スイッチやスイッチにランプが付いているものなどいろいろ種類があります。

工具

  1. プラスドライバー No.2
  2. プレートはずしキー WV8400 / パナソニック
  3. 検電器 3481 / HIOKI(日置電機)

プラスドライバーは取付枠を外すために必要です。プレートはずしキーという工具を買ってみましたが、ただのマイナスドライバー先端のような工具なので、マイナスドライバーでOKです。マイナスドライバーは電工用の幅が細いものが必要です。

検電器は配線の上から電気が来ているか確かめられるものです。感電したくないので必須ですね。

検電器

交換前の準備

ブレーカーOFF

スイッチのブレーカーをOFFにします。どのブレーカーかわからない場合は、スイッチ取付枠を外してから配線被覆に検電器を当てると電気が来ているかわかります。

新品スイッチの準備

片切スイッチを箱から出した状態です。

片切スイッチ

まずは外枠のプレートを外します。下側に窪みがあるのでそこに「プレートはずしキー」を突っ込んでプレートを外します。

プレートを外す

が、この「プレートはずしキー」だとプレートが歪み割れてしまいそうだったので結局爪を入れて手で外しました。

次にハンドル(カチャカチャ動く部分)をスイッチ本体から外します。横から見ると爪でスイッチに引っかかっているので、これを「プレートはずしキー」で押して外します。マイナスドライバーでも全然OKです。

この状態にしておきます。

スイッチの取外し

先に述べた新品スイッチの準備と同じ手順でプレート、ハンドルを外していきます。

照明スイッチ
プレートが外れた

ハンドルが外れ取付枠を固定しているねじが見えました。

ハンドルが外れた

ねじをプラスドライバーで外します。

取付枠のねじを外す

プレートが外れました。

プレートが外れた

ここで、配線に電気が来ていないか検電器で確かめます。赤色に光りピーピー音が鳴ると活線状態です。

検電器で確認-反応あり

正しくブレーカーが切られていれば反応しません。

検電器で確認-反応無し

ここで「プレートはずしキー」をスイッチ本体の穴に差し込み配線を抜きます。スペースの少ないここではマイナスドライバーより小回りの効く「プレートはずしキー」が役立ちました。配線を外す前に写真を撮るなり、テープ等でタグ付けするなりして取付時に間違えないように注意しましょう!

配線が外れました。

配線の確認

このスイッチは、洗面所の電気1つをON/OFFするだけなのですが、線が3本ありました。どうやら1本が隣の廊下のスイッチに渡り配線をしているようです。配線図は下のようになっていると思われます。青枠が見えている部分です。

配線図(想像)

ただ、写真を見ると2芯ケーブル3本で、3本とも黒がスイッチ、白は下に行っているようで先がどうなっているか見えませんでした。設置側なので3本とも下で繋がっているのかもしれません。

スイッチの取付け

ここまできたらあとは取外しと逆の手順で新しいスイッチを取付けていきます。配線を置くまで差し込んで、

配線を差し込む

取付枠をねじで固定します。

取付枠をねじで固定

ハンドルをはめこみ、

ハンドルを付けた状態

プレートを取付けて完成です!

完成!

ブレーカーをONにして、このスイッチでの洗面所の電気ON/OFFと、念の為隣の廊下の電気ON/OFFを確認して終了です。

まとめ

家の照明スイッチを自分で交換できました!第二種電気工事士の資格を取るとこういったこともできるのでDIYの幅が広がりますね。

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