キャンプではランタンがあると夜の灯りとして便利なだけでなく、キャンプの雰囲気が一気に出るので懐中電灯やヘッドライト、焚き火の火だけで済ませず持っていきたいもの。
Petromaxを使ってきましたが、燃料式のランタンは取り扱いが面倒なので簡単に使えて便利なLEDランタン、CAPTAIN STAG 雷神 を購入したのでレビューします。
LEDランタンの魅力
先に書きましたが燃料式のランタンは取り扱いが大変です。灯油ランタンの代表格、Petromax HK500 はその外観、構造、ポンピングしてプリヒートする儀式的な点火手順などキャンプの雰囲気を感じるには抜群で見て惚れ惚れします。
しかし、てっぺんの部品を逆に付けて炎上させてしまったり、ガラスホヤを割ってしまったり、ばらしてメンテが面倒だったり、家で灯油くさかったりとなかなか取り扱いが大変でした。
LEDランタンは、中途半端に燃料式ランタンに似せた形状が気に入らなくてテントの中用に暗いのを1個持っていただけなのですが、やはり手軽に使えるのが魅力です。LEDの性能もどんどん上がっているので明るさも明るすぎるくらいのものが出ています。そこで今回、外で使うメインランタンとして使えそうなものを探してみました。
LEDランタンの種類
LEDランタンは様々な形状のものがありますが、代表的なものは3種類。
- 燃料式ランタンに似た円筒形で自立し、持ったり吊るしたりするための持ち手の付いているもの
- 平べったい四角または丸形で持ち手がスタンドになる工事現場の投光器のような形状のもの
- フックで吊るして下向きに照らすもの
1.の代表的なのはこんな形のものです。燃料式ランタンと同じくらい大きいです。LEDなのでもっとコンパクトにできるのでは、と思うのですが360°照らせるのと、形状もなんだかんだでキャンプサイトに合います。
2.はLEDならではの形状で小さくて持ち運びも便利そうですね。一方向を照らすことになり、その分光が届いている部分の明るさはすごいです。
3.は下向きに照らしてくれるのでテント内で使うには便利です。ランタンスタンドで高い位置に吊るすなら外でも使えるかもしれません。
今回は外でメインの照明として使い、サイト全体を明るくしたいので円筒形のものを選択しました。
明るさ1000ルーメンのLEDランタン比較
円筒形のランタンといってもアマゾンで検索するとこれでもかというくらい種類があります。明るいのが良いけどコストもあまりかけたくないことから、明るさとコストのバランスをとり、明るさ1,000ルーメン、電池式のLEDランタンをいくつか検討しました。電池式を選んだ理由は、キャンプに行くのはGW~初春のみでそれほど利用頻度は高くなく、すぐ充電忘れてしまうためキャンプ中に電池切れでもすぐ買うことができる安心感からです。
ちなみに、価格はこの記事投稿日のアマゾン価格です。
1. 【Amazon.co.jp限定】 GENTOS(ジェントス) LED ランタン 1000ルーメン
フラッシュライト、ヘッドライト等の照明を専門とするGENTOSのLEDランタンです。1000ルーメンのこの形はアマゾン限定商品で、価格がお得で¥3,480でした。なんとほぼ同じ外見の450ルーメンと数十円しか変わらないです。
白色、昼白色、暖色と色を変えられるのがいいですね。
2. コールマン(Coleman) バッテリーガードLED ランタン/1000
キャンプギアといえばコールマン。側面のLEDパネルを取り外しできるマルチパネルランタンなど面白い製品がありますが、これは普通の円筒形です。ランタンの形状の良さを残しつつ現代的なデザインがうまく組み合わさった外観は一番好きです。赤と緑があり、どちらもいい感じで悩みますね。値段はやや高く¥4,419です。
暖色のみです。特記としてはバッテリーガードという電源OFF時に電池の接点を浮かせて長時間未使用時の電池液漏れを防ぐ工夫があるのがポイントです。
3. キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 雷神 COB ランタン
最後はCAPTAIN STAGのLEDランタン、雷神です。長方形のLEDが側面4箇所に付いていて、雷神という名前からギラギラ光りそうですね。LED発光部が見えるのと真っ黒な筐体が無骨でいい感じです。燃料式ランタンとは全く異なるLEDならではのデザインですね。価格はここで挙げた3種類の中で最も安く¥3033です。
光は白色のみで暖色にできないので街頭みたいな感じになってしまいキャンプの雰囲気という面では微妙です。
ということで、3つを比較しましたが一番安くてLEDらしいデザイン、そして何か気になる「雷神」とう名前からキャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 雷神 COB ランタンに決めました!一番の決めては安さですかね。。。🤑
CAPTAIN STAG 雷神 レビュー
さて、まずは箱から見ていきます。雷が光って「雷神」と書かれている強烈な箱です。雨降りそう、、、😅
中身です。真っ黒な筐体で期待通りの無骨さを醸し出しています。
底面の蓋はねじで固定されていて、外すと電池を入れられるようになっています。(電池別売りです)
上下にあるはちまきのような帯状の部分はゴムっぽくて荒く扱って多少ぶつけても傷がつかなそうなのはGoodです。またこの部分が電池蓋とのパッキン的な役割を果たしていそうで防水性も安心できそうです。
スノーピークのパイルドライバーに吊るしてみました。ランタンスタンドに吊るすならはやり円筒形がしっくりきますね。パイルドライバーが盛大に斜めになっているのは気にしないでください。。。
点灯です!さすが1000ルーメン、ギラギラ眩しいくらいです。
夜でもこんなに明るく広く照らしてくれます。白色なので街頭みたいで味気ない感じになってしまいますが。
下に置いてみたところです。さすがに広範囲は照らせませんがそのかわり芝のまわりがめちゃくちゃ明るいです。
燃料式と比べると本体価格はだいぶ安いし1000ルーメンの明るさに大満足です。ただ、やっぱり暖色系の色がいいなぁと思いました。
まとめ
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 雷神 COB ランタンは1000ルーメンの明るさが安く手に入れられる、外でのメイン照明としておすすめのランタンです。明るすぎるのと白色の光なのでキャンプの雰囲気を重視する場合はもう少し暗くて暖色系のものが合うかもしれません。ただ、一度この明るさとお手軽さを手に入れると毎回持っていきたくなるランタンでした。
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