ワイヤーエンドキャップを3つ爪できれいにカシメる Jagwire Pro Cable Crimper & Cutter WST036

2022年11月18日金曜日

Jagwire Superfly 24 TREK 工具 自転車

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Jagwire Pro Cable Crimper & Cutter

自転車のブレーキやシフトに使われるインナーケーブル(ワイヤー)のエンドキャップを3つ爪で3方向からきれいにカシメるための工具、Jagwire Pro Cable Crimper & Cutter をご紹介します。

インナーケーブルのエンドキャップのカシメ方

自転車のブレーキやシフト用インナーケーブル(ワイヤー)の末端処理にエンドキャップを付けますが、アルミのエンドキャップをプライヤーなどで潰してカシメるのが一般的です。

エンドキャップは知らぬ間に取れてしまっていたり、インナーケーブルを交換したりする際に自分で取り付けることがあります。はじめの頃は特に何も考えずペンチなどで潰していました。

ワイヤーエンドキャップをプライヤーで潰す

下の写真のように、自転車専用のケーブルカッターにはエンドキャップをカシメる部分が付いています。支点に対して刃と反対側に()のようになっている部分にエンドキャップを挟んでカシメます。PWTのこの工具は1つでアウターケーブルのカット、アウターケーブルの切り口をグリグリして整える、インナーケーブルのカット、エンドキャップのかしめと全てができるので使い勝手が良いです。

PWTブレーキカッター

Jagwire Pro Cable Crimper & Cutter

さて、本題の今回ご紹介するJagwireのPro Cable Crimper & Cutterというものです。頭でっかちで小さな丸い穴が付いています。

Jagwire Pro Cable Crimper & Cutter

この穴にエンドキャップを入れて握ると、3つ爪が閉まりエンドキャップをなんと、3方向から美しくカシメることができるというマニアックな工具です。

3つ爪の穴

ちなみに、インナーケーブル(ワイヤー)専門の工具で、先端のカッター部分は小さくアウターケーブルはカットできません。(できないことは無いかもしれませんが)

工具先端部

先に紹介したPWTの何でもこいのケーブルカッターがあるのにわざわざ買う必要があるのか?と思いますが工具マニアの血が騒ぎ、ポチってしまいました。。。

使ってみる

早速試しに使ってみます。子供用自転車のインナーケーブル(ワイヤー)の写真です。自転車を買ったときからこうなのですが、ワイヤーの余りがかなり長く飛び出しているためもう少し短くしてみましょう。

長過ぎるインナーケーブル(ワイヤー)

まずは先端のカッターでワイヤーを切ります。

ワイヤーを切ります

切れました。ワイヤーがややほどけてしまいました。

ワイヤーがほどけた

手でねじねじしてワイヤーを束ねます。

ワイヤーを束ねた

3つ爪の穴です。ここにエンドキャップを入れます。

3つ爪の穴

ワイヤーをエンドキャップに入れて、軽く握ってカシメます。

軽く握ってカシメます

カシメ後のエンドキャップです。少し突き抜けてワイヤーが見えてしまっていますね。もう少し弱くても良かったかもしれません。肝心の3方向からカシメの様子はこの写真ではわかりにくいですが、しっかり3方向ともカシメができています。

カシメ後のエンドキャップ

感想

上の写真を見て「だから何?」と言われてしまえばそれまでなのですが、隠れたところでオシャレをしているような妙な満足感があります。まあ、万人におすすめできるものでは無く、私のような細かいところに自己満足を感じてしまう工具マニア向け製品ですが、自分的には良いお買い物でした!

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