ルイガノLGS-MV1 ブレーキワイヤー交換

2022年12月18日日曜日

LGS-MV1 ブルホーン化 ルイガノ 自転車

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ワイヤー一式交換後のLGS-MV1

ブルホーン化したルイガノLGS-MV1のブレーキワイヤーが錆びて切れてしまいました。アウターケーブルともに一式新品に交換しました。

ブレーキワイヤーが錆びて切れた

ルイガノLGS-MV1を ブルホーン化 してから約4年経ちました。

ブルホーン化したルイガノLGS-MV1の4年経過した姿

ブレーキの引きがだんだん抵抗を感じるようになり、先日リヤブレーキがレバーを引いても全く動かなくなってしまいました。レバーを握ってもスカスカで全く力がかからない感じです。

ブレーキレバーを握る

ブレーキは全く動いていません。どういうこと??

リヤブレーキ

とりあえず、ワイヤーがおかしいはずなので外していきます。まずはワイヤーエンドキャップを引っこ抜きます。

ワイヤーエンドキャップを引っこ抜く

ワイヤーもサビサビです。

錆びたワイヤー

ボルトを弛めてブレーキからワイヤーを外します。

ボルトを弛める

ワイヤーが外れました。

ワイヤーを外した

バナナ形状の金具を抜くと、アウターケーブルとワイヤが錆びて固まったようになっています。押しても引いても全く滑らず。。。

アウターケーブルとワイヤが錆びて固まった

ワイヤーが抜けないので仕方ないのでアウターケーブルも外すためにバーテープを外していきます。

バーテープを外す

バーテープを外しました。

バーテープを外したあとのブルホーンハンドルバー

ブレーキレバー側のアウターケーブルを引っ張ってみると、、、

アウターケーブル

あれ!?ワイヤーが切れてます!!

ワイヤーが切れていた

ワイヤーが錆びて切れたのは初めての経験です。屋根の無い庭に置いていることに加え、ブルホーンはワイヤーエンドが上を向いているので水が入りやすいためこんなに錆びてしまったのだと思います。

錆びて切れたワイヤー

リヤのみワイヤー交換するつもりでしたが、これを見てしまってはフロントブレーキ、シフトも同じことになっていそうなので全部アウターケーブル含めて交換することにしました。

フロントブレーキのワイヤーを外していきます。

フロントブレーキのワイヤーを外す

やはりフロントブレーキもワイヤーがだいぶ錆びています。

錆びたワイヤー

シフト用のワイヤーも外します。

シフト用のワイヤーを外す

一通り外しました。

外したワイヤー、ケーブル類

ケーブル一式を新品に

錆びにくいようにステンレスのアウターケーブル、インナーワイヤーを購入しました。バーテープも交換です。ブレーキレバーは4年前に1箱1個入りだと思って2箱購入しましたが、実は1箱2個入りで余ってしまったものを持っていたのでついでに交換します。

購入したもの

アウターケーブルの長さを測ります。

アウターケーブルの長さを測る

ケーブルカッターでカットします。

アウターケーブルをカット

PWTのこのケーブルカッターは側面にキリが付いていて、アウターケーブルの内径をグリグリして整形できるスグレモノです。

キリで内径を整形する

アウターケーブルをビニールテープで固定していきます。

アウターケーブルをビニールテープで固定 アウターケーブルをビニールテープで固定

反対側のブレーキとシフターのアウターケーブルも取付けました。シフターはサムシフターを元々ブルホーンの先端に付けていたのですが、ブレーキワイヤーと干渉して微妙な取付位置になっていたので、今回はステムにこのように付けました。

ハンドルまわりのケーブル

操作性は劣りますがケーブルがすっきりいして見た目が良いです。

サムシフターをステムに付けた

ワイヤーを通していきます。ブレーキレバー側からワイヤーを入れます。

ブレーキレバー側からワイヤーを入れる

バナナは再利用です。

バナナを取り付ける

タイコを入れます。

タイコを入れる

ブレーキにボルトでワイヤーを固定します。ブレーキレバーにもブレーキ側にもテンション調整用のナットが無いため、前回はケーブルの間に挟むインラインアジャスターを入れましたが今回は面倒なので入れてません。ここの引張り具合のみで調整することになりますが、写真に写っているテンション調整工具が便利です。

ワイヤーを固定

余分なワイヤーを切断します。

余分なワイヤーを切断

エンドキャップをカシメてフロントブレーキは完成です。

エンドキャップ

リヤ側も同様にワイヤーを取付けます。

リヤ側も同様にワイヤーを取付けます

シフターのワイヤーはレバーの穴から通していきます。

ワイヤーをレバーの穴に通す

レバーの穴からアウターケーブルに入れます。

ワイヤーをアウターケーブルに入れる

ディレーラーに通していきます。

ワイヤーをディレーラーに通す

ワイヤーをカットしてエンドキャップを付けてシフトも完成です。サムシフターはインデックス式でなく、手で操作しながらシフトが変わったところで止めるという使い方なので、テンション調整はいい加減でもいけるのがいいところです。

ディレーラーまわり

最後にバーテープです。屋外放置なのでOGKカブトの「濡れに強い」というものを選びました。

バーテープ

ハンドル端は、普通はエンドキャップにはみ出したバーテープを入れるのですが、この場合はエアロブレーキが付いています。ブレーキとハンドルバー内径のクリアランスが無くてバーテープを巻き込むことができないので、外側を少し余らせて巻いていきます。

バーテープの巻き始め

一通り巻きました。

バーテープを巻いた

バーエンドテープを一周して固定します。

バーエンドテープで固定

飛び出したバーテープをカッターで切ってこんな感じに仕上げてみました。

飛び出したバーテープをカッターで切って仕上げる

ハンドル全体です。

ハンドル全体

完成!

完成です!赤いケーブルがいいアクセントになりました。ワイヤーが新品だとブレーキの引きも軽く、シフトもしっかり変わってくれるので快適になりました。

ワイヤー一式交換後のLGS-MV1

ハンドルまわりもすっきりです。

ハンドルまわり

サムシフターをステムに付けるのは使い勝手がどうかと思いましたが、通勤で使うくらいでは気になりませんでした。

ステムに付けたサムシフター

雨ざらしは変わらないので、ステンレスがどれだけ効果があるか見ていきたいと思います。結果は4年後お楽しみに!

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