大阪と京都の間にあり、名前が特徴的なポンポン山。大阪の高槻市側、神峯山寺から自転車で入り、本山寺駐車場までヒルクライムをしてそこから山頂を目指しました。
コース
牛地蔵のある神峯山寺鳥居からスタートし、本山寺駐車場まで自転車で登っていきます。自転車といっても、きつい坂でほとんど歩いて登りました。ここから徒歩での登山客も多かったので割とメジャーな登山コースのようです。
本山寺駐車場からは自転車を停めて普通の登山スタイルで山頂を目指します。本山寺までは道は舗装されており、本山寺後が本格的な登山になります。
登山道はあまり見どころがありませんが、ポンポン山の山頂は見晴らしが良く、多くの人で賑わっていました。
アクセス
今回は自転車という特殊なアクセス方法でしたが、JR高槻駅北口から高槻市営バスで神峯山寺口まで15分。バス停から神峯山寺鳥居まですぐです。
車でのアクセスは少し悩ましいです。神峯山寺の手前に神峯山寺参拝者駐車場、神峯山寺の奥にいこいの広場駐車場、そして自転車を停めた本山寺駐車場と3箇所(有料)あります。基本的に参拝者のための駐車場のようなので登山目的に利用は控えた方がよい気がします。また、神峯山寺より奥の2つの駐車場までの道は非常に細いため対向車が来た際はかなり苦労すると思われます。とはいえ、本山寺駐車場は満車に近い盛況でした。
神峯山寺鳥居から本山寺駐車場まで
今回のスタート地点は神峯山寺の手前にある鳥居です。鳥居の右側に小さく見えるのは牛地蔵という、牛の形をしたお地蔵さんです。
ここから神峯山寺を越えて本山寺までは舗装された細い車道を歩いてきます。神峯山寺に行く人、本山寺、ポンポン山まで行く登山客と歩いている人が多い道です。
始めのうちは森の中を歩く感じで展望はありませんが、本山寺近くまでくると高度が上がり、ところどころ見渡しの効く場所も出てきます。
本山寺の駐車場に着きました。駐車場は満車に近い状態です。
自転車とバイクの駐輪場もありました。無料でした。
本山寺
本山寺駐車場から先もまだ舗装道路が続きます。いきなり急な坂道でかなり疲れます
始めのきつい登りが終わると、参道らしい道になってきます。
途中で本山寺へ入る道と登山道の分岐があります。せっかくなので左の本山寺へ行くことにしました。本山寺に入った場合も、最後に登山道と合流するので戻る必要はありません。
立派な山門です。
階段の上に本堂が見えてきます。
本堂に着きました。
1200年以上前からあるお寺なのですね。こんなに山奥にあることにびっくりです。
本堂脇には大きなシャクナゲの木があり、たくさんの花を付けていました。
本堂右奥に道が続いており、このからは本格的な登山道になってきます。
山道をしばらく進むと、先程分岐したポンポン山への登山道と合流します。
森の中を歩いていきます。
天狗杉を越えてポンポン山へ
639mピーク付近に天狗杉という2本の巨木がありました。
この通り、とても太い木なのですが、周りが杉だらけなのでとても目立つ、というほどではありません。ちょうど開けた場所なのですこし休憩し、また歩き始めます。
杉林の中を歩いていきます。639mピーク以降は比較的なだらかな道になり、登ったり下ったりしながら山頂に近づいていきます。
台風の影響でしょうか、ところどころ倒れた杉が目立ちます。
なぎ倒された杉の下をくぐりながら道を進んでいきます。
そうこうしていると、分岐に山頂への階段があり、ポンポン山の山頂へ到着です。
ポンポン山 山頂
天気の良い春の休日で、ポンポン山のような低山の登山日和りで山頂にはたくさんの人がやってきてはお昼ご飯を食べています。テーブルやベンチがたくさんあるのが良いですね。
標高は678.9mとあまり高くないため、高度感はありませんが、山頂は開け京都方面の山々が遠くに見えます。
駐車場まで自転車で来たので重い荷物は持たず、カロリーメイトとおにぎりの昼食です。
お腹を満たしたら山頂を後にし、来た道を下り登山は終了です。
まとめ
ポンポン山は、高槻から登ると距離がありますが、山深い中に立派なお寺、本山寺はなかなかの見どころです。余裕があれば神峯山寺に寄るのもよいでしょう。アクセスにバスを使うのであればこのまま京都の善峯寺まで行きたいところですが、自転車を回収する必要があるので今回はピストンでした。
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