大阪のメジャーな自転車道として、北大阪サイクルライン、北河内サイクルライン、南河内サイクルライン、なにわ自転車道があります。先日、南河内サイクルラインを走ってみましたが、スタート地点が中途半端なところにあるのが気になっていました。
ネットで調べてみると、大阪府、大阪市、堺市が2025年の大阪万博を目指して自転車道の整備事業を進めていることがわかりました。
計画ルートをご紹介したいと思います。
マップ
広域的な自転車通行環境整備事業計画 大阪府・大阪市・堺市から引用（仮称）淀川サイクルライン
淀川沿いを京都から万博会場の夢洲まで続く自転車道のようです。北河内サイクルライン、北大阪サイクルラインと大半がかぶっていますね。
淀川サイクルラインという仮称にもかかわらず、毛馬から下流は淀川沿いから離れてしまうのは、淀川下流域の左岸が大規模な整備中で通れないためと思われます。
北大阪サイクルラインから離れる毛馬桜之宮公園から下流側は、梅田のど真ん中を通るルートになっていますが、交通量も信号も多いはずなので快適に走れるルートに整備されることを期待します。
（仮称）大和川サイクルライン
南河内サイクルラインの始点である大和川にかかる大正橋から、さらに西、下流を大和川の河口まで繋がるようです。南河内サイクルラインの川沿いは非常に走りやすい自転車道ですが距離が短く物足りないと感じていました。大和川河口まで繋がると走りがいがありそうです。
（仮称）石川サイクルライン
地図では南河内サイクルラインと何が違うのかよくわかりませんが、途中で奈良へ抜ける分岐が追加される感じでしょうか。
京奈和自転車道まで繋がるととてつもなく長いサイクルラインになります。
しかし、ルートは金剛山地を超えるキツいヒルクライムになりそうですね。
（仮称）大阪湾サイクルライン
全体が優先整備ルートではなく、検討中のエリアとなっているため実現されるか、大阪万博に間に合うか分かりませんが、個人的には一番走ってみたいルートです。
堺の港や関空から飛ぶ飛行機、マーブルビーチなど海沿いに見どころもあり、坂も少ないと思われるので快適に長距離ライドができそうです。
おそらく終点は太平洋岸自転車道の終点、加太になるのではないでしょうか。太平洋岸自転車道は、千葉県の銚子から和歌山県の加太まで、1,400kmにも及ぶ自転車道なので、大阪湾サイクルラインが加太まで繋がるとしたら、もはやどこまで行ったらよいかわからなくなりますね。
おそらく自転車専用道路を作るのではなく、路面表示や看板などの整備をする内容でしょうから、大阪湾サイクルラインの整備前でも一度走ってみたいルートです。
まとめ
大阪府、大阪市、堺市が2025年の大阪万博を目指して自転車道の整備事業を調べてみました。4つのサイクルラインが計画されていますので楽しみですね。
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