ロゴスの1ポールテント、ナバホTepeeを購入しました。購入にあたり調べた他のテントとの比較、設営方法と使い勝手をレビューします。
使用していたテント
これまでは、基本的にテントにお金をかけず、安いやつで済ましていました。今使っているものはアメリカ出張中に Target で安売りしていたコールマンの NAMAKAN という日本では見ないモデルです。
お値段なんと $120 と激安ですが、値段相応の作りです。
- 8人入る巨大サイズ
- フライシートは天井部分のみを多い、側面はガラ空き
- 骨格もあまり頑丈でなく、風でブヨブヨする
雨風も凌げるようなことが書いてありますが、浸水しそうで不安です。しかし基本的に晴天時にしかキャンプしないため、大家族でも広々と使えるサイズに満足していました。
しかし、濡れタオルを入れたまま撤収してしまい、カビが生えてしまい、しばらくはそのまま使っていたのですがこのたびテントを新調しようと思いました。
6人以上のキャンプ用テント比較
ファミリーキャンプ用テントは収容人数4〜5人用が多く、6人以上のものが少ないです。まず候補にしたのが コールマンの2ルームMDX+ 。キャンプ場でも良く見ます。白色+赤のアクセントカラーがかっこいいですね。外から見るとバカでかいと思っていましたが、床のないリビングルームが大きく、後ろの寝室は意外と小さく4〜5人用です。
タフワイドドームⅤ/300 がリビングルームの無いテントで6人収容できるようです。お値段もお手頃!?な定価6万円台ですがやはり高いなぁ。
タフワイドドームⅤ/300と同様な形状でPYKES PEAKからお値段2万円台のオトクな パーティーテント が出ています。特徴が無いのでいまいち所有感が満たされそうにありませんが、これにしようかと迷いました。
最後は アマゾンベーシックスのテント です。アマゾンはテントまで出していたのですね。これは1万円を切る激安価格で、今持っているテントに近いアメリカンな感じ、「細かいことはいいから8人入ればいいじゃないか」という佇まいです。人柱としてこれを買ってみるのも良いかとおもいましたが、いかにも安そうなカラーが気に入りません。
ロゴス ナバホ Tepee 400
ということで、 ロゴスのナバホ Tepee 400 です。7人(大人4人+子供3人)の収容力があり、六角形の美しい1ポールテントです。
価格もテント単品で定価39,000円、アマゾンでの実売価格は2万円を切るお得な商品ながらデザインも良く、価格とデザイン性でこれに決めました。
インナーマットとテント下に敷くグランドシートも付けて3万円台です。これまでグランドシートは使っていなく、インナーマットも安い銀マットを使っていましたが、六角形なので専用だと快適に使えそうでセットでも価格は安いです。
ついでに勢い余ってお揃いのタープまで買ってしまいましたが、設営が面倒でまだ使っていません。
いろいろ検索しましたが、一目惚れと価格がリーズナブルという理由でロゴス ナバホ Tepee 400に決めました。
1ポールテントは初めてで、風に弱そうなのと設営に若干不安がありますが、ロゴスが商品として売っているので風は悪天候でなければ大丈夫だと思いますし、設営はなんとかなるでしょう!
設営方法とレビュー
内容物
まず袋に入った状態です。
写真の左から、
- グランドシート
- タープ
- テント
- インナーマット
です。今回は2番目のタープは使いません。1.のグランドシートはいわゆる養生シートのような薄いものでだいぶコンパクトなのに対して、4.のインナーマットは強烈な大きさです。テントよりも大きいのではじめこれがテント本体かと思いました。
設営
まずグランドシートを広げます。テント単品の場合はこれは無いので直にインナーテントを広げます。
グランドシートの上にインナーテント出します。
六角形が合うように広げていきます。
インナーテントを広げました。
6箇所の頂点にペグを打ち込みます。ちなみにペグは、細い丸棒を曲げた、テントに付属しているよくあるやつで、曲がりやすいので別で購入したほうがよいでしょう。
六ケ所ともペグダウンします。ペグを打ち始めると子供がやりたがり、でもうまくできないので時間の浪費が始まります。子供が満足したら打ち直して完了です。
下の写真はポールを入れる作業ですが、この時点でポールを入れるとフライシートがかからなくなるので間違えです。 フライシートをかけたあと ポールをテント頂点にこんな感じで入れるシミュレーションです。
さて、ポールは一旦抜いてフライシートをインナーテントの上に広げます。
フライシートのゴムをペグにかけていきます。
いよいよポールを入れてテントを建てる作業です。入口のチャックを開けてテントの中に入ります。
ポールをテント頂点に差して上げていきます。このとき、インナーテントの頂点はわかりやすいのですが、フライシートの頂点がうまく入っていないことがあるので注意です。外から見ている人がいれば途中で修正してあげましょう。
ポールの下側は、テントの床に差込口があるのでそこに差し込めばテントが自立します!1ポールは不安定そうだと思っていましたが、プラスチックの差込口でしっかり固定されるため、ポールを押したりしてもズレることは無いので意外と安定しています。
最後にフライシートのロープをペグダウンします。
ロープに付いている金具を使っていい感じにテンションを張れば完了です。
インナーマットがある場合はこのあと中に広げます。
完成
1ポールテントはこの形が美しいですね。中央から外に向けて高さがどんどん低くなっていくので座ったり立ったりすると使えるスペースは中央付近になってしまいますが、寝るのであれば対角4mもあるので見た目よりだいぶ広いです。
テントとしては、まあ普通に使えます。このテントの良いところは、何より見た目が良いことですね。キャンプサイトでテントを設営しただけで何か楽しくなってきます。
難点は、出入口一箇所しか開く場所が無いため、風抜けが悪いことでしょうか。真夏の昼に中に入ると灼熱の地獄になりそうです。夜は快適に過ごせました。
まとめ
ロゴス ナバホ Tepee 400は、収容人数6人以上のテントの中では低価格で、価格の割には作りもよく、とにかく1ポールテントの形状とナバホの模様がかわいらしく、キャンプのテンションが上がり楽しめるテントでした。懸念であった設営も難しくなく、これからどんどん活躍してくれそうです!
一回り小さい300もあるので少人数の場合でもおすすめできます。
関連記事
コールマン スクリーンIGシェード+ レビュー
夏の暑さが尋常でないのが当たり前になってきた昨今、海や川遊びなどアウトドアのレジャーには日差しを ...
ダムの壁直下 きなりの郷キャンプ場
お盆休みは台風が西日本に直撃しそうですが、今年は運が良く、たまたま8月11日〜12日とまだ晴れて ...
鳥取県 北条オートキャンプ場と鳥取旅行
今年のGWは大阪から少し足をのばし、鳥取県の海の傍にある北条オートキャンプ場で一泊キャンプをして ...
【キャンプ用品レビュー】MSRステイクハンマー
キャンプでテントを固定するためにハンマーは必需品です。荷物を軽くする必要のある登山なんかでは、重 ...
キャンプ用品レビュー:スノーピーク(snow peak) パイルドライバー
Googleアドセンスの収益が発生し、何を買おうか悩んだ挙げ句、ランタンスタンドを買いました。キ ...
0 件のコメント:
コメントを投稿