激安ながらそこそこ良いスペックのスマホ、Xiaomi Redmi Note 12 Pro 5Gを買ってみました。
3〜4万円台とは思えないスペック
iPhoneをはじめとしたハイエンドスマホは値段が青天井で高くなるばかりです。Xiaomi(シャオミ、小米)は中国メーカーでコスパがよく、世界シェア3位ということもあり、聞いたこともない激安中華スマホと比べると安心感もあります。
主なスペックは、 Xiaomi公式サイト を見てもらえば分かりますが、概略下記です。
メインカメラ | Sony IMX766 50MP 1/1.56’’ |
---|---|
ウルトラワイドカメラ | 8MP 119°FOV |
マクロカメラ | 2MP |
CPU/GPU | MediaTekDimensity 1080 |
ディスプレイ | AMOLED 120Hz |
充電 | 5000mAh, 67W急速充電 |
メモリ | 6〜12GB |
ストレージ | 128, 256GB |
価格はメモリ、ストレージによって異なり、最小3万円程度から4万円台程度になります。
メインカメラのイメージセンサーがこの価格帯のスマホとしてはめずらしく、ハイエンドカメラに使われるSony IMX 776が採用されています。画素数50MPで比較的大型の1/1.56’’のセンサーで、暗所でもきれいに撮影できそうな期待があります。
AliExpressで買ってみた
残念ながらまだ日本未発売のようですが、AliExpressで購入しました。グローバルモデルということで、Google play対応です。
AliExpressあるあるの、箱の角が潰れていますが無問題でしょう。
付属品と外観
箱の中には、スマホ本体、67W充電器、USB-Cケーブル、透明シリコンのスマホケースが含まれていました。
スマホ正面です。真っ黒で特徴は無いですね。画面サイズは6.67インチです。
カメラは3つ付いており、Sony IMX 776 50MPのメインカメラ、ウルトラワイドカメラ、マクロカメラです。
67W急速充電器は日本のコンセントに差さる形状でした。
電源ONから設定まで
それでは、電源を入れます。
Andoroidのバージョンは12ですが、XiaomiがカスタマイズしたUI、MIUIのバージョン14と表示されます。
起動後、言語の設定から始まります。日本語を選択すればあとは日本語で設定を進めていけます。
途中、省略しますがSIMカードを入れ忘れていたので挿入します。SIMカードを入れる場所は下にあります。
新しいスマホを買うと、アプリインストールやら設定やら面倒なのですが、今は簡単に前のスマホからデータを引き継ぐことができるようです。
こんな感じで旧スマホ(Redmi Note 8 Pro)からデータをコピーしています。
その後、いろいろ質問に答えながら設定を進め、完了です。
ホーム画面が出ました。前のスマホに入れていたアプリがすでにインストールされています。
旧スマホ、Redmi Note 8 Pro(左)と今回買ったRedmi Note 12 Pro 5G(右)です。外観はほとんど同じですが、Redmi Note 12 Pro 5Gの方がやや角が角ばっているのと、インカメラ付近が異なりますね。画面はさすがAMOLEDで発色が綺麗です。
期待のカメラの性能は?
このカメラを購入した一番の理由が、価格が安いながらもイメージセンサーにSony IMX 776を搭載しているからで、カメラ性能には期待しています。旧スマホRedmi Note 8 Pro、古いミラーレスFuji X-E2との比較を交えながら写真を貼ってみます。
まず、晴れの屋外、京都加茂川で水遊びの写真です。Redmi Note 12 Pro 5Gから。
次に、Redmi Note 8 Proです。
そして、少し立ち位置と画角が異なりますが、X-E2のフィルムシュミレーションVelviaで撮ったものです。
最後に、X-E2の上のRawデータをDarktableで現像したものです。
Redmi Note 8 Proが2019年、X-E2に至っては2014年に購入したもので、さすがに年月分の技術進歩か、Redmi Note 12 Pro 5Gは黒つぶれが少なく、暗所も階調豊かです。草、空とも彩度が高く、全体的に明るめです。
X-E2のRaw現像で明るめ、彩度上げまくりの最後の写真とRedmi Note 12 Pro 5Gの色味が似ているので画像処理の特徴なのかもしれません。
次に、京都伏見のごみ処理場、さすてな京都の展望台からの眺めです。
さすてな京都の内部、ごみを掴むクレーンをガラス越しで撮影しています。室内など、光量が足りない場所でも綺麗に撮れますね。
Redmi Note 8 Proでも同じ場所から撮った写真が下です。
川の例と同じく、Redmi Note 12 Pro 5Gの方が暗部も階調があり、全体的に明るめです。
こんな写真も発色が良く、室内で写真を撮るのも楽しくなります。
最後は夜の住宅街です。手持ちでこれだけ映るのには驚きです。ここはやはりイメージセンサーの力でしょうか。
カメラの性能は大満足です。古いミラーレスの撮ってだしよりもスマホを使うことが増えそうです。
まとめ
Redmi Note 12 Pro 5Gは、3〜4万円台のスマホとは思えないスペックで、AMOLEDの綺麗な画面と、特にカメラの性能が高く値段に対してお得感のあるスマホでした。日本での発売も今後期待です!
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