北河内サイクルライン

2024年2月3日土曜日

MADONE 2.1 TREK サイクルライン ロードバイク 自転車 北大阪サイクルライン

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穂谷川沿いの自転車道に自転車を停めて休憩

大阪府の大規模自転車道の一つ、北河内サイクルラインを走ってみました。

北河内サイクルライン概要

北河内サイクルラインは、鶴見緑地を起点にして大阪中央環状線→淀川左岸→穂谷川→第二京阪道路と一周する45.5kmのサイクリングロードです。

南河内サイクルライン 北大阪サイクルライン なにわ自転車道 などと合わせ大阪を代表する?自転車道です。

コース

鶴見緑地からスタートし、大阪中央環状線、門真JCTから高速道路の高架下を淀川まで北上します。淀川左岸を上流に向かい進み、穂谷川に出会ったところで右折して穂谷川沿いを南東へ走ります。第二京阪道路の高架下を進み鶴見緑地へ戻ります。途中に深北緑地へ分岐する道も南河内サイクルラインの一部になっていますが、あまり意味は無さそうなのでパスしました。

サイクルラインとはいっても、自転車専用道路が続くわけではなく、大阪中央環状線沿いは普通の車道か歩道を走り、第二京阪道路沿いは自転車専用道路らしき線が引かれていたりしますが実態は幅広の歩道といった感じで信号も多く、ストレス無くスイスイ走れるのは淀川左岸と穂谷川沿いの一部くらいになります。

鶴見緑地からスタート

寒い冬はなかなか自転車を乗る気が起こりませんが、今年の冬は暖かいこともあり天気の良い日の朝、鶴見緑地に車を停めてサイクリングスタートです。

鶴見緑地からスタート

鶴見緑地の中央口から道路へ出ます。

鶴見緑地の中央通り

花博通の車道は広いのですが、車も飛ばしているため歩道側を走ります。うっすら白線もあるのでこちらが正規ルートでしょうか?

花博通 花博通

ほどなく門真JCT高架下の交差点に着きます。ここを左折します。

門真JCT高架下

近畿自動車道下、門真から守口まで

門真ICからしばらく高速道路沿いを北へ進んでいきます。ここも車が多いので歩道を走ったり車道に出たりで走っていきました。いちおう赤いラインが自転車道ということでしょうか??

大阪中央環状線沿いの道 大阪中央環状線沿いの道

この道はサイクルラインと言いつつもなかなかのクセモノです。まずは松尾町の交差点です。この交差点は、車道で直進する道は高架になっており、自転車通行不可です。下の道は強制的に左折させられるので直進できません。歩道はというと、横断歩道もありません。

マップ

いうことで、地下に入る必要があります。こんな入口になってます。

地下への入口

自転車は降りて押して歩く必要があります。

地下への階段 地下ダンジョンの中

しかも結構長く、出口が4箇所あるので方向感覚がわからなくなり違った出口に出てしまったりします。

出口

歩きにくいクリートを付けた靴でなんとかこれを渡ると、次の障害物は門真市駅です。ここも車は高架で直進ですが、自転車は下道を進みます。

門真市駅手前

駅の下に着きました。さて、どうする?

門真市駅の下

こんどは階段を上に上がります。

階段を上がる

駅の改札前を通ります。結構人が多いのでロードバイク乗りの格好が恥ずかしいです。。。

門真市駅改札前

階段を降り、さらに北へ進みます。ここから車道の右側を走っていきました。

階段を降りる

サイクルラインの道は、いちおう自転車に配慮したかのような雰囲気ですが、細い道路と交差したり信号があったりとあまり走りやすい道ではありません。

大阪中央環状線沿いの自転車道

上にモノレールを見ながら走っていると大日あたりまで来ました。

大阪中央環状線沿いの自転車道

大日駅も直進できず地下に潜ります。

大日駅 大日駅の地下

大日駅を越えると、淀川までもうすぐです。

淀川手前

淀川の土手が見えてきました。

淀川手前

ここから淀川沿いに入ります。

淀川入口

淀川入口に北河内サイクルラインの看板がありました。ここまではサイクルライン感があまり無い道でしたが、これを見ると北河内サイクルラインを走っている実感が出ますね。

北河内サイクルラインの看板と自転車

頭上のモノレールは淀川を渡っていきます。

モノレールの高架を見上げる

淀川左岸に入り穂谷川まで

少し休憩をしたあと、淀川に入ります。

淀川沿いの道に入る

淀川沿いはたまに自転車止めがあるものの快適に速度を上げて走ることができます。

淀川土手上

代わり映えのしない景色ですが、視界が開け気持ちいいです。

淀川土手上

土手上を走っていきましたが、淀川新橋は土手上を直進できないので下へ降ります。

淀川土手上 淀川土手下

広い道を進みます。下の道は雨上がりだと水溜りがあったりして大変ですが、今日はそういうこともなく、どんどん進みます。

淀川土手下

枚方大橋を越えたあたりでいつもはここを土手上に上がるのですが、今回は下を進んでみました。

淀川土手下の車止め

そうしたらレンガの道になっており、自転車で通るには向いていません。素直に上を進むべきでした。

レンガの道

そしてその先はなんと砂利道。完全に失敗です。

砂利道

ここで上に上がります。

土手上に上がる 土手上に上がる

穂谷川までもうすぐです。

穂谷川手前

この先で穂谷川に合流し、川沿いに右折します。

穂谷川手前

穂谷川沿い

細い川沿いの道を牧野駅まで進みます。

穂谷川沿いの細い道

牧野駅です。

牧野駅

ここからさらに穂谷川沿いを進みますが、自転車道らしくなり走りやすい道になります。

穂谷川沿いの自転車道 穂谷川沿いの自転車道

途中、右手にちょっとしたお花畑があり冬でも花が咲いていたので少し休憩しながら鑑賞します。

穂谷川沿いの自転車道に自転車を停めて休憩

この道もすぐに国道1号に突き当たり終わりです。

国道1号に突き当たり

国道1号を渡った先は細い車道で車も通るのでいまいち走りにくく、サイクルライン沿いの山田池公園に入ってみました。山田池にカモなのか、水鳥がたくさんいました。

山田池公園

山田池公園から出て北河内サイクルラインに戻ります。

山田池公園付近の道

この道も、車道は細くて車が多く危ないので歩道を走ったり車道を走ったりしながら進みます。歩道は広いのですがやはりロードバイクの細いタイヤではガタガタして走るのが辛いです。あとで気づきましたが穂谷川の反対側には自転車道があったみたいです。どうりで走りにくいわけです。

車道

藤阪駅が見えてきました。

藤阪駅前

坂を登りながら穂谷川を越えて、第二京阪道路の方に行きます。

穂谷川沿いから上に登る道手前

ここを上に登るのが正解ですが、はじめ間違って左に行ってしまいました。といっても、この道自体がサイクルラインから外れており、北河内サイクルラインは一つ右に並走する自転車専用道路があったみたいです。

穂谷川沿いから上に登る道

ともかく、穂谷川沿いから外れ、第二京阪道路に向かいます。

穂谷川沿いから外れ、第二京阪道路に向かいます

ここでローソンを発見。淀川沿い、穂谷川沿いと川沿いの道は走りやすいのですがコンビニが少なく、ちょうどここでお昼時になっていたのでパンとジュースを買って補給です。

ローソン

ローソンからすぐに第二京阪道路が見えます。

第二京阪道路手前

第二京阪道路に着いたところで立派な自転車道らしき入口があり、看板まであります。自転車と歩道の境界線も引いてあるし、期待できそうです!

第二京阪道路の自転車道入口と看板

鶴見緑地からだいぶ来ました。あとはまっすぐ進むだけです。

北河内サイクルラインの看板

第二京阪道路下

「立派な自転車道」の期待はすぐに裏切られることになります。しっかり自転車が走れる道があるのですが、路面がなんというか、「ザリザリ」です。

第二京阪道路沿いの自転車道

おそらく舗装直後はとても良い感じだったのでしょうが、この黄色い舗装の材質は表面の小石が剥がれやすいようでザラザラ、ブツブツになっており、走るとなんか「ザリザリ」した感触で抵抗がありひび割れ、うねりも相まってスピードが出ず疲れます。

ザリザリの道

交差点も多く、少し走っては止まったりの繰り返しです。

交差点

ザリザリしながら進みます。体力も削られていきます。

ザリザリの道

途中で踏切を渡り、学研都市線の線路を越えます。

踏切

北河内サイクルラインは、第二京阪道路の左右に二本並走しており、今回は右側を走りました。ここともう一箇所線路を越える場所がありましたが左側の道はスロープで上に上がり越える形になっており、左側の道の方が走りやすかったかもしれません。

相変わらずザリザリの道に悩まされていましたが、ところどころ舗装が新しい場所があり、舗装が新しいと路面抵抗が少なくとても走りやすくなります。北河内サイクルラインが整備された当初は全部こういう道だったのでしょう。

新しい舗装

もう一箇所、線路超えです。この先は行き止まりです。

線路手前の行き止まり

どうしたものか、と思うと左手に陸橋に上がる階段がありました。

階段

あとは門真JCTを目指し進むのみ。左は高速道路の高架、右は住宅と全くみどころがありません。

見どころの無い道

また新しい舗装です。ラッキー。

新しい舗装

と思ったら一瞬でザリザリ。

ザリザリ

門真JCTに近づいてきました。

門真JCTに近づいてきました

ここでザリザリの道も終了です。

ザリザリの道も終了

門真JCT下の交差点は自転車では越えられないので陸橋を渡ることになります。

門真JCT下

上の高速道路が近いです!

門真JCTの陸橋

あとは最初に通った道を走り鶴見緑地へ戻るだけです。

鶴見緑地へ戻る

鶴見緑地に着きました。

鶴見緑地

微妙なキャベツみたいな花の咲いた花壇でゴールです。

花壇

45.5kmとはいえ、自転車に乗れていないので終盤は体にこたえました。

鶴見緑地 いのちの塔と自転車

まとめ

北河内サイクルラインは、淀川沿いの道を除くと走りやすいわけでもなく、見どころがあるわけでもなく、自転車道としては微妙です。鶴見緑地、深北緑地に車を停めることができ、一周するのでスタート地点に戻ってくるため車に自転車を載せて行くには便利だと思います。南河内サイクルラインの方が走っていて楽しいと思いました。

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