【浦島太郎伝説】丹後半島の浦島神社に行ってみた

2024年9月29日日曜日

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浦島太郎のイラスト

Googleマップを見ていると京都の日本海側、丹後半島の先端付近に「浦嶋神社(宇良神社)」という神社を発見。あの浦島太郎伝説と関係のある神社ということで、丹後半島旅行ながらに訪れてみました。

マップ

大阪から遥々京丹後へ来て、浦島神社を見るだけではすぐに終わってしまいそうなので、天橋立、伊根の舟屋、浦嶋神社と丹後半島を半時計回りに回り、夕日ヶ浦まで行きます。

天橋立

まだまだ残暑の残る9月中旬、朝家を出て車で京都縦貫道を北上して行き着く先は天橋立です。日本三景と言われるだけあってアクセスが良く、京丹後の玄関口みたいな存在です。付近の民間駐車場に車を停めて「股のぞき」で有名な山上の天橋立ビューランドに行こうかと思いましたが、かなり人が並んでいてもういいや、となりさくっと諦めます。

天橋立ロープウェイ乗り場

上までいくとこんな絶景が拝めるのですが。

天橋立ビューランドから天橋立を眺める

上から見るのではなく、天橋立を歩いてみることに。

天橋立を歩く

松林の中は、何もないといえば何もないのですが、いい雰囲気です。

天橋立の松林から海を見る

海水浴シーズンは過ぎましたが、少し砂浜で子供を遊ばせてから次へ。

天橋立海水浴場

伊根の舟屋

北へ進み、次の観光スポットは伊根の舟屋です。道の駅 舟屋の里伊根 1階が海に直結した家が並ぶ光景を高台から見渡せるスポットですが、ここも車がずらりと並び入口待ち。少し手前にある日出湾の舟屋を見ました。

こじんまりとした日出湾に舟屋が並ぶ景色を見ることができます。

日出湾に舟屋が並ぶ景色

家の一階が海で小舟がある生活ってどんな感じなのでしょうね。

舟屋

本日のハイライト、浦嶋神社

丹後半島を一周する国道178号は、伊根からはしばらく陸地を走り、見どころもあまりありません。しばらく走り浦島神社の看板を右折すると浦嶋神社の一帯に付きます。ちょっとした観光地のように整備されたスポットになってます。

左手に駐車場、右手に浦島公園の看板が。出ました浦島太郎と乙姫の絵、これは期待できそうです。

浦島公園の看板

銅像もあります。丸い輪がよくわかりませんが、「浦島太郎が竜宮城に来て乙姫にあいました像」みたいな感じでしょうか。公園といっても、看板と銅像があるくらいです。

浦島太郎と乙姫の銅像

すぐ隣には食事ができる店とパネル展示などがある円形の建物があります。もしかして、竜宮城!?

竜宮城!?

中は海を思わせるブルー塗装です。なんかちょっとした遊び道具みたいなものがありました。

竜宮城!?の中

ここで少し遅いお昼ご飯を食べます。筒川そばというのが名物みたいです。柔らかめでやさしい味のそばでした。

筒川そば

浦島太郎伝説についてのパネル展示もありました。

浦島太郎伝説のパネル展示

全国 浦島太郎伝説マップ」浦島太郎に因んだ伝説地は、全国各地に散在しています。

ってあれ?ここがその地ではないの!?まあ、相当昔の物語ですものね。浦島太郎伝説の元となる日本書紀の雄略紀では浦嶋子という人物が釣った亀が女性になり、妻とした、というものでよく知られた浦島太郎の話とはかなり違います。浦嶋子というと女性かと思いますが、男性だそうです。

さて、腹ごしらえを終えたら浦島公園のすぐ奥にある今回の旅の目的地、浦嶋神社へ入ります。

浦嶋神社の鳥居

敷地は狭く、すぐ目の前に浦島太郎(浦嶋子)を祀った本殿があります。

浦嶋神社本殿

本殿の裏には御井さまという目の神様があったり、

御井さま

オリジナルの物語で浦嶋子が行く竜宮城では無く蓬山の庭を模した一角や、

蓬山の庭

北前船という船の模型などがありますが、短時間で見終わってしまいます。

北前船

浦嶋神社から東へ少し車を走らせ、海まで出ると本庄浜海水浴場です。Googleマップを見たときは浦島太郎はもしかしてここから亀に乗って竜宮城へ行ったのでは?と思いを馳せていましたが、浦嶋子の物語ではそもそも竜宮城など出てこないと知ってしまった今は感動もせず。。。

本庄浜海水浴場

9月なのでもう海水浴場はやっていなく、人もほとんどいませんでしたが子どもたちは浅場ですこしだけ水遊びをしました。

海で遊ぶ

思ったより時間がかかり、丹後半島を走り抜ける

なんだかんだで浦嶋神社界隈でお昼も食べて海で遊んだりしていたら時間が経ってしまいました。ここから先は海の景色が素晴らしく、鳴き砂で有名な琴引浜やキャンプ場とかもあり、見どころも多いのですが一気に夕日が浦までワープします。

夕日ヶ浦で沈む夕日を見て終わり

そして夕方、日の沈む前になんとか夕日ヶ浦に付きました。名前からして素晴らしい夕日が見れることを期待。しかし雲に遮られてしまっています。しかしこれはこれでいい景色です。

夕日ヶ浦

日の沈む間際、雲と雲の間から太陽が出て綺麗なオレンジ色の夕日を見ることができました!

夕日ヶ浦の日没

これで丹後半島の旅はおしまい、最後は綺麗な夕日が見れて大満足でした。

まとめ

日本人であれば誰もが知る浦島太郎の物語ですが、日本書紀に記載された元の話では浦嶋子だった、亀に乗ってない、竜宮城など無い、浦島太郎伝説は日本各地にある、など衝撃の事実を知ってしまった感が残りましたが日本人であれば一度は行っておきたい場所ですね。

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