
自転車で大阪八低山を踏破! その3
大阪メトロの中吊り広告で「大阪八低山」という単語を見て気になり調べてみたところ、大阪市内にあり、山というより公園の一部や古墳のようです。ロードバイクで巡るのにちょうど良さそうだと思い、大阪八低山を一気に踏破しに出かけました。八低山6座目の帝塚山古墳から8座目の天保山まで行き、ゴールです!
コース
高級住宅街、帝塚山の一角に入り帝塚山古墳を柵の外から見た後、千本松大橋を越えて昭和山へ、そしてIKEAを横になみやは大橋を渡り天保山へ至るルートです。
6座目:帝塚山古墳
ファミリーマートで補給した後、紀州街道を低塚山へ向かっていると路面電車がやって来ました。

阪堺電軌阪堺線です。電車が車と一緒に信号待ちしている光景が面白いです。それにしても派手なペイントです。

紀州街道を左に帝塚山へ入っていくといきなり雰囲気が変わり高級住宅が並んでいます。

坂を登りきると頑丈な門の奥に帝塚山古墳がありました。だいたいネットで見る写真は下のような構図ですね。

もう少し引いて全体を撮ると下のような写真になります。左側は駐車場で写真に写っていない右側は普通に住宅があり、クランク状の右のコーナーにあるのでこのアングルからしか眺められず、チラ見する感じです。

山頂には何やら石碑が立っていますね。

門の説明板に石碑に関する記述がありました。
被葬者は不明ですが、(中略)明治31年(1893年)11月に行われた陸軍特別大演習では、明治天皇が帝塚山から御統監あらされたことを記念する天皇駐蹕碑(大正3年住吉村の建立)が墳丘上に建っています。
ぐるぐるのスロープを登り千本松大橋を渡る
帝塚山を下り、紀州街道と南港通の交差点を左折して海の方へ向かっていきます。

阪神高速15号線下です。

千本松大橋のぐるぐるが現れました。

橋の下には渡船場があり、渡船で渡ろうかと思っていたのですが勾配はそれほど急でなさそうだったのでぐるぐるを登ってみることにしました。自転車は歩道を走る必要があります。

この景色はすごいですね。テンションが上がります。八低山は、景色としてはどれもなかなか渋いですし、都会を走るので見どころもあまり無かったのでここが今回のハイライトになってしまった感があります。

橋の最高点です。高さ36m、この高さは路上なのか柵の上なのか分かりませんが、八低山最高峰の鶴見新山39mに迫る高さです。

海側には歩道が無く、海側の景色が柵越しになってしまうのが少し残念です。

橋を下り対岸へ渡ります。

7座目:昭和山
橋を渡った後、北へ少し進むと千島公園に着きました。何故か南国風のヤシの木の奥に昭和山がこんもりそびえ立っています。

山頂への道は、段付きのスロープになっていてましたが、せっかくなので自転車を押して登ります。

途中に水仙がきれいに咲いていました。

ほどなく山頂に着きました!低山ながら周囲に高いものが無いため見晴らしが良いです。

山頂はコンクリートで固められていますが広々としています。どんどん人が登ったり降りたりしており人気がありますね。

遠くにはあべのハルカスと生駒山地が見えます。

八低山巡りのまさかの最高地点、なみはや大橋
昭和山を下り、大阪港八尾線を進むとIKEAが見えてきます。IKEAの先が最後の難所、なみやは大橋です。

かなり急な坂ですね。自転車通行禁止です。これは通行できても登りきる自信は無く、先程の千本松大橋で橋は満足しているので渡船場を探してみますが、無さそうです。。。

奥まで行くと、歩道がありました。これは登る必要ありますね。なみはや大橋は自転車を押して歩いて渡る必要があります。これは大変です。

橋の上に出ました。

長い橋を渡ります。

このあたりが最高点、水面から45m、八低山最高峰の鶴見新山より高いです。

素晴らしい眺めです。

8座目:天保山
なみやは大橋を越えればほどなく突き当りに天保山公園が見えます。

天保山公園に着きました。目の前の山が天保山でしょう!と思い、自転車と写真を撮ります。最後ということで、テンションもあがり自転車を担いでこの階段を上がります。

山頂!、、、ってあれ?名前も書いていない不思議なモニュメントがあるだけですな。周囲を見回し間違いなくここが一番高いと思うのですが。。。

そういえば天保山は海抜4mちょっと。ここは明らかにもっと高いです。もしやと思い天保山公園をうろうろしていると、、、

ありました、海辺の渡船場に近いところにゆるキャラのような看板と三角点が。天保山山頂、4.53mです。ここが山頂??というくらい平らでよくわかりません。

山頂には大きな石塔があり、明治天皇観艦之所と書いてあります。

先程間違えた山は人工の盛り土でしょうか。でも、鶴見新山は人工の山ですし。まあ深く考えても仕方ないのでこれにてゴールです!
帰りは渡船を利用
北側には阪神高速の大きな橋がかかっていますがさすがにここは自転車で通れなさそうです。

天保山頂の目の前に渡船場がありました。せっかくなので渡船で北側へ渡り帰宅しようと思います。

自転車も乗せられしかも無料と、すごいサービスですね。
船から降りて天保山を振り返り、この後ゆるゆる自転車を漕いで帰宅しました。
