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キッチン作業台DIY 1 - 設計編

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キッチン作業台を作りたい!

キッチンに作業台をDIYして設置しようとした記録です。図面を描いて材料購入から組立、塗装、そして天板のステンレスシート貼りまで、最後までできるか不安でしたが何とかやり遂げたので記録に残します。

 キッチン全景

おじさんになって今まで全く興味の無かった料理をしてみようと思うようになった。キッチンに立ってみるとまず日本のキッチンは高さが低く(850mm)屈むようになり腰が痛い。でもこれはどうしようもないから我慢。次にスペースが狭くてどこで野菜とか切ったりするの?という感じ。おそらくまな板を置くてあろうスペースに水切りカゴさんが鎮座しているのがいけない。

ということで、シンクの横に台を設置して水切りカゴを移動したい。Amazonや楽天で調べてみるものの出来合いのものはなんかいまいちフィットしなそうなのでDIYしてみようと思い立った。

CAD (Onshape) で設計

だいたいの寸法は600W×600D×850Hで、2X4をシンプソン金具で固定し足を作り天板は30mmの安い板に0.3mm程度のステンレス貼りを挑戦しようと思う。レベル出しは足の下に適当にゴムシートでも敷いて合わせる構想。

紙に手書きのスケッチで十分なのだが、テンションを上げるために3D CADで絵を描いてみようと思い無料でブラウザ上で動作するOnshapeを使ってみました。

キッチン作業台をモデリング

 正面のスケッチ

まず正面から見たスケッチを作成。高さ850mmと天板の幅、厚みを描きます。

 天板押出し

天板を奥行き600mmで押出し。

 足のスケッチ

2X4の断面は38X89mmなのでこの寸法で四角を描いて天板端面からの距離を合わせます。1つ四角を描いたらミラーして4本分の足を描きます。足は押出し後にパターンで配置するための参照寸法を記入しておきます。(362と451)

 足の押し出し

足を1本押出しでソリッドにします。

 4本の足を配置

残り3本はパターンで配置しますが、Inventorとかだと先程のスケッチの寸法を参照して配置できますが、Onshapeはパラメータが無いみたいで結局手打ちで配置する距離を指定しました。

あと、この作業はPartStudioという部品作成機能の中で行っていましたが、あとから考えるとアセンブリで配置した方が良かったです。Part Studioだとパターンで配置してもそれぞれが新しいパーツとして配置されてしまします。まあ、組図に風船上げたり部品表作るわけではないので今回はいいでしょう。

 足の枠をスケッチ

こんどは4本足をつなぐための枠をスケッチします。足のエッジを参照して描いていきます。

 枠の押出し

枠をそれぞれ押出します。

 枠のパターン配置

押出しで作成した枠の部品をパターンで配置していきます。天板部分は四辺とも枠を付け、中間にコの字で補強の枠を配置します。

 アセンブリを作成

ここまでできたらアセンブリを作成します。アセンブリや図面を作成するボタンの位置を見つけるのに苦労しました。左下の+ボタンから作成します。

 アセンブリにPart Studioの部品を配置

Part Studioで既にアセンブリ状態で各パーツを作ってしまったので、一式全部をそのまま配置するだけで完成です。足、枠のパターンはここでやるのが本当は正解なのでしょうね。

今回は簡単なモデルなのでアセンブリでの拘束は全く使わず、置いておしまい。

図面作成

 図面を作成

先程の+ボタンから図面を作成します。材料取りの寸法がわかればよいのであっさりと寸法入れて完成です。 図面へのリンク です。少し寸法変更しました。

次は製作です

さて、とりあえず3Dモデルでイメージができたので、次回は材料を購入して実際に台を製作していきます。無事できるかな?

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